校長ご挨拶
鎌倉ラグビースクールは1975年の創設以来、ラグビーというスポーツを通じて゛強く、正しく、明るい゛子供達を育てる事をモットーに活動を続けてきております。ラグビーは限りなく自由で、最も規律(抑制)が必要なスポーツです。そして一番求められるのは、各々の判断力です。ラグビーは、その子の運動能力の向上だけでなく、どんな時代にもどんな状況でも、社会性を失わずに、自由な発想のもとに、的確な判断をして、決して諦めることなく力強く生き抜いていける、たくましい子供たちを育てるツールになり得ると思っています。
今、時代は出口の見えない地域紛争や宗教問題、地球環境問題などさまざまな問題を抱えている混沌と混迷の時代を迎えています。こうした中、我々はラグビーというプレーと、そこから生まれた精神文化を通じて、一人でも多くの子供達が、心豊かで魅力あふれる人間に育って欲しいと願っています。そして、この地域に根ざしたスクール活動が、地域を支えるスポーツクラブに繋がるように、尽力してまいります。
【スクールの指導理念】
ラグビーの基礎的な技能と体力の向上を図ることは勿論ですが、「試練にめげない強い心」、「仲間のために発揮する大きな勇気」、「仲間を思いやる優しい心」、「常に真摯にプレーする心」、「相手を敬う心」を育みます。
その結果としてラグビー選手として将来を担う選手になって貰いたいことはもとより、豊かな人間性を形成し、集団の中で自己を磨き、社会生活に役立て、地域社会に貢献する人材になることを期待しています。
【ラグビー精神、プレーヤーとコーチに心得について】
<ラグビー精神>
①フェアプレーの精神
②自己犠牲の精神
③ノーサイドの精神
<プレーヤーの心得>
①明るく、元気に、楽しいラグビーをしよう
②失敗を恐れず、勇気を出してプレーしよう
③ボールに集中し、ノーサイドの笛が鳴るまでベストを尽くそう
④常に基本プレー(ラン、パス、キャッチ、キック、コンタクト)を大事に
<コーチの心得>
①ほめることから、
②問いかけてみる、
③考えさせてみる、
④気づかせる
⑤楽しませる
青空のもと鎌倉のグランドで一緒に元気にラグビーをしましょう!
一般社団法人 鎌倉ラグビースクール
校長 木野 高男