今日は通常練習のほかに、今年から力をいれていくことになったスクール内安全講習が目いっぱい開催さる予定でした。当初は、
8:15~ 安全技術講習 「体の使い方」について
9:00~ ミルキー保護者向け 安全運営説明会
13:30~ 安全推進講習会スクール内展開
14:30~ 熱中症予防・脳震盪
15:30~ 夏合宿看護班講習会
が行われる予定でしたが、昨夜からの降雨のため、グラウンドで行われる予定だった午前中の講習・説明会は中止。座学形式の午後からの安全講習は予定通り実施されました。看護コーチまで担当すると、今日だけでS-EV値が最大9付与されることになりましたね。
安全講習会は、安全委員長である池田コーチによる「安全推進講習会のスクール内展開」と医師の山口さんよる「熱中症、脳震盪への対応」等の「夏季安全講習」、そして「夏合宿看護班への説明会」がありました。
重症事故に限らず怪我をした時の基本的な姿勢は「治療」ではなく「よりひどい状態にしないこと」。このためには、確かな知識に基づいた行動が求められます。
コーチたちも忙しいと思いますが、日ごろの練習、これからの夏合宿、県大会で子供たちを守る役割である自分たちの知識を高めてほしいと思います。そう願って安全委員の池田さん、山口さんも忙しい中準備してくれました。
いつもながら山口さんの講義は理路整然、非常に判りやすいですね。専門知識に裏付けられていて、それでいて判りやすく伝えてくれる丁寧さ。この講義を受けられたのはとても良かったと思います。EV(Experience Value)値の名に相応しい経験となりました。
引き続き、夏合宿看護班説明会。
いつも思いますが、夏合宿は看護班父母の協力無しでは成立しません。
忙しい中、ご自身の子供だけでなくスクール全体の子供のために尽力していただく姿勢に、毎年のことながら頭が下がります。
その看護父母、コーチに対して夏合宿における運営の説明会が行われ、これまでの夏合宿の安全運営のノウハウが伝授されました。
今年は、学年を横断的に見る安全委員と縦断的に見る学年看護班との連携が重要。こういった一堂に会する会議体は重要ですね。
写真は今回のメンバー。頼もしいですね!
夏合宿の安全はこのメンバーを中心に運営されますが、安全は関係者全員で実現するもの。参加する皆さまのご協力、よろしくお願いします!
さて、本日中止になった「安全技術講習」
これはスクール内での「チャレンジ」と位置付けているものです。
重症事故に限らず、事故が起こったシチュエーションについての資料は充実。しかし、それを防ぐための練習については各スクールというよりも各コーチに任されているというのが実情な気がします。 そして各コーチが経験してきたラグビーは千差万別で、統一的な方法よりも自分の経験がベースになっている気がしますね。
そんな中、スクールとして重症事故を防ぐための練習の考え方を提示するのはとてもチャレンジ。
安全技術講習会の考え方としては、個人の経験から客観的な視点を持ってもらうことを目標にしたいと思います。
引き続き、安全運営のための講習会は続きます。
練習や試合の時に子供たちのそばにいるコーチ達の判断が、安全運営には不可欠。そのコーチたちが判断するための知識と情報を提示し、自ら考えるヒントになることを願っています。
コーチの皆さんにはポイント獲得だけに執着せずに、きっちりとした知識を獲得していただければと思います。
それでは。